
昨日はゴールデンウィーク連休の最終日でした。皆様いかがお過ごしだったでしょうか。
店主は5/2~6にお休みをいただき、趣味の燻製づくりで息抜きをしておりました。(スモーク写真は文末)
本日はステンレス製のコーヒー器具をご紹介します。温かみを感じるガラス・陶器・木製品に対して、ステンレス製品はシャープな印象を受けます。ステンレス製品の錆びない、割れない、丈夫などの特徴は、皆様がお使いになられるキッチン器具で ご存じかと思います。
コーヒー器具を、素材が好みだからという理由でステンレス製を選ぶ、というのも大いにありです。また、割れない特徴から、屋外持ち出しの機会が多い方がステンレス製を選ぶのも、良い選択と思います。

豆をメジャーカップすりきり1杯(=約10g)をミルに入れたところです。豆の挽き終わりまでに32秒かかりました。慣れない方でも1分あれば挽き終わると思います。
音、振動、香りを感じながらコーヒー豆を手挽きするのは、楽しさもあり、心が落ち着きます。ドリップの都度に豆を挽きたい、かつ1回に1~2杯ドリップする方であれば、手挽きミルを試してみることをお勧めします。
一方、時間のあるときに電動ミルでまとめて挽く、または1回に3杯以上ドリップする方は、引き続き電動ミルか、粉でご購入いただくのが宜しいかと思います。
コーヒーは粉にしてから、適切な保存状態であれば2週間は十分に香りがあるコーヒーをお飲みいただけます。

ステンレス製の、ドリッパー、保温マグカップ、ドリップケトルです。フィルターはカリタ155(ウェーブフィルター)。
ガラスや陶器と違ってシャープな見た目です。
(お湯は別途おおきなヤカンで沸かしております)

ドリップ中盤の写真です。
このドリップポットは、驚くほど簡単に、狙った位置に細く注湯できます。1杯分のドリップコーヒーを常に美味しく淹れられます。
近年はノズルの細いポットも多数販売されていますが、本体は大きいがノズルは細い、などバランスの悪い製品も多く見かけます。1杯分のドリップと、3杯分のドリップでは、求められるノズル太さが違います。もし兼用されている方がおられましたら、見直してみても宜しいかと思います。
特に、細いノズルのポットで3~4杯を淹れている場合は要注意。注湯スピードが遅いためドリップに4~5分かかってしまう(長すぎる)と、渋みエグみのあるコーヒーになってしまいます。また、勢いよく注湯すると粉にあたる角度が斜めになり、粉に浸透する前にフィルターからお湯が流れてしまい、薄い水っぽいコーヒーになってしまいます。
ご来店いただければ、ドリップに関するご相談が可能です。

3分間でドリップ完了。
10gからコーヒー190g(200cc)を取りました。この比率で十分に美味しいコーヒーが淹れられます。(店主の自宅での淹れ方)
店舗で提供するドリンクでは、最高に美味しい状態にするため、もう少し豆を多く使い、もう少し短時間でドリップしています。
この保温マグカップはフタもありますので、時間がたっても温かく、香りのよい状態で飲むことができます。
ステンレス製のコーヒー器具にご興味を持たれましたら、是非一度ご来店ください。お待ちしております。

5/2~5/6にお休みをいただき、趣味の燻製づくりで息抜きをしておりました。
こちらはスモークを取り出すときの写真です。燻製は温燻です。
最下部に着火したスモークウッドがあるので、焦がしたくないものは上に、溶けるものは上に、置いて30~40℃くらいで3時間ほど燻します。
最上段はカマンベールチーズ丸ごと、鯛の刺身、
中段はプロセスチーズ、
最下段はゆで卵、です。
ごく普通の食材も、燻し香をまとうことで上質さが一気に高まります。酒のつまみに最高ですし、卵は朝食やラーメンに入れても合います。