水出しコーヒー用ボトルのご紹介

本日は水出しコーヒーが作れるボトルをご紹介します。

まず分解した状態ですが、ボトル本体はパッキン付きのフタで閉める構造になっています(写真右側)。そしてボトル内にフィルターを取り付けられるようになっており、このフィルター部にもフタがあります(写真左側)。

 

水出しは温度が低いことで抽出効率が悪く、どうしても薄めのコーヒーになります。(豆を3倍4倍使えば濃くなりますが、コストが現実的ではない)

店舗で提供しているアイスコーヒー同等の濃さにしたい方は、水出しではなく、お湯で抽出する方法でやってみてください。(過去ブログ、アイスコーヒーの作り方1,2,3を参照)

 

水出しに用意するものは以下3つだけです。

・このボトル

・水

・深煎り豆を細挽きした粉(はじめはクリアビターブレンドがおススメ、当店アイスコーヒーに使っています)

 

 

 

作り方です。

・常温の水をボトルに600cc入れます(ボトルの600目盛りまで)

・フィルターにコーヒー粉30g入れ、ボトルにセットします

・水300ccを粉の上から注ぎ、粉全体を水に浸します(合計水量900cc)

・フィルター部にフタをします

・ボトル本体のフタをします

・冷蔵庫に入れて1晩おいたら出来上がり!!

 

この方法で出来た水出しコーヒーは、香りは しっかりコーヒーですが、味は かなり薄めでした。暑い夏に、麦茶同様にがぶ飲みするのに向いているかと思います。

もっと濃くしたい場合には、粉40g、合計水量800cc(600+200cc)とすれば、コーヒーを味わえるくらいの濃さにはなります。

 ※5/25追記:粉40gで試したところ、水量800ccでは粉が水に浸りきらないので、粉40gに水量900ccが適量です。しっかりと味があり、アイスコーヒーとして楽しめます。

 

このボトルの良いところ

・フタがパッキン付きで密閉できるので、香りが飛ばない

・十分に抽出されたらフィルタを取り出し、フィルタなしでもフタして密閉できる(過抽出しなくて済む)

・フィルタやパッキンの部品だけでも購入可能(1年もたずに本体を再購入、、、なんてことにはならないかと)

少し気になるところ

・フィルタから微粉が若干もれるので、ボトルの底に微粉がたまり、最後の1杯は粉っぽくなる

・抽出後の粉をフィルタから出すのが面倒(洗うのが面倒)

 

上記の気になる点は、使い捨ての「水出しコーヒーパック」をお使いいただけば解決します。ボトルは そのまま使えますので、器具を増やさなくて済みます。

 

このボトルは店舗に陳列しておりますので、お手に取って確認いただけます。ご興味ございましたら ご来店ください。